知恵の実と金の成る木
こんにちは、アダムです。
少しずつ、平常運転に移行しています。
さて、本日は滞っていたものから手を付けます。
「チャートに寄り添うFX手法」
こんなものを、数か月前にご案内し、モニターを募っていたことを
覚えておられるでしょうか・・・
本手法は、私の実践する手法の内「チャートに寄り添う」というテーマのみに
特化した手法としてご紹介しました。
モニターには、2名の方を選出し実際に取引を実践して頂きました。
モニターの方の実践は、7月18日に同時にスタートして頂き、
その後はマニュアルに沿ってトレードを実施してもらいました。
当初は、一か月間の運用成績を見る予定でしたが、不甲斐ない話ですが
私の業務が忙しくなり過ぎ、フォローが出来なくなってしまったので、
一旦7月いっぱいの分を纏めて掲載いたします。
約半月ほどのデータですが、2名とも朝と夜の2トレードで完結する手法で
きちんと利益を出されています。
それでは、Aさんから↓
運用情報は下記の通りです。
[運用会社] FOREX.com
[業者形態] 国内業者
[口座通貨] 日本円
[投資資金] 100万円
[取引数量] 0.3ロット(3万通貨)
[取引通貨] ユーロ円(eurjpy)
[運用期間] 2016/7/18-8/12
上記の通り、100万円の資金に対し0.3ロットの取引で
約8万円の利益を獲得されています。
運用期間は、約1ヶ月なので月利8%程度の運用益ということになります。
続いて、Bさんの実績です↓
運用情報は下記の通りです。
[運用会社] FXDD
[業者形態] 海外業者
[口座通貨] USドル
[投資資金] $10,000
[取引数量] 0.2ロット(2万通貨)
[取引通貨] ポンド円(gbpjpy)
[運用期間] 2016/7/18-8/1
Bさんは、約半月の運用実績で$10,000に対し約$650の利益でした。
同じペースで運用をしていた場合、月利12~13%というところでしょうか。
取引通貨も、Aさんより小さい2万通貨ですので、もし3万通貨取引なら
月利20%に届いていたかもしれません。
-総括-
モニターの方が優秀だったのか、私は日々レポートを読むだけで、
取引に対して口を出すことはありませんでした。
それでも、利益がしっかりと出ていたので一安心というところです。
また、ロジック上、MT4が利用できればどこの業者でも可能な手法ですので
国内業者と海外業者の両方で実践をお願いしました。
こちらも、想定通り特に問題は無く実践可能でした。
因みに、以下が私の7月度の実践成績です。
$10,000資金に対し、$3,125の利益です。
取引数量が、5万通貨なので、当然モニターの方よりは利益が大きくなります。
比率を合わせると、Bさんとは同程度の利益になるのではないでしょうか。
Aさんよりは、かなり良い利益と言えますが。
私とBさんに共通するのは、取引通貨ですね。
どちらも、ポンド円で実践しています。
対して、Aさんはユーロ円での取引でしたので、ボラティリティの大小が
利益の大小を分けたように思います。
これは、リスクマネジメントで、ボラティリティが大きいほど利益は
取れますが、その分含み損を多く抱える期間が出る場合があります。
一方、ボラティリティが小さければその逆ですね。
まあ、含み損は抱えても「得をする理論」で構築された手法ですので、
実績報告の通り利益になりますが。
このような手法は、「知恵の実」の様なもので、口にするかしないかで
これまでとこれからを分かつ境界線に成り得ます。
単に、知恵の実を食べるだけだと相応の「罰」が課せられますが、
「得をする理論」に則って「チャートに寄り添えば」甘い果実を堪能できます。
「知恵の実」はどこかに売っているようで、実際は見つけるしかないのですが、
どちらかと言えば「見落としている」場合が多いものです。
本当は、それが実る”木”にこそ価値があり、これは目の届く範囲を隈無く探しても
ほとんど見つけることは叶いません。
これを、”金の成る木”と言いますが、総じて探すのを諦めるので
「そんなものは存在しない」と切り捨てられます。
問題です。
「実の成る傍に木があるのでしょうか・・・?」
木が無ければ、当然にして実は成りませんが、逆もまた真なりとは
言えないということに早めに気付けていないといけません。
次回は、「金の成る木」のおはなし。
それでは、アダムでした。