天底
こんにちは、アダムです。
株式やFXの投資では、よく「天井」や「底」と言った言葉が出てきます。
この、”天底”を狙う為にテクニカルやインジがあるわけです。
ダイバージェンスやMACD、σやγと並べ立てますが、最後には必ず
「頭と尻尾はくれてやれ。」
と泣き寝入ります。
プライドの欠片もないわけですが、それでも有識者気取りで同じことを繰り返します。
罪にまみれているのに盲信するのは、悪魔崇拝と同じで悍ましく映ります。
買い向かう時には、必ず底値のBuyを持ち、
売り向かう時には、必ず天井のSellを持つ。
こんなことは、ロジックのみで解決可能です。
条件付きですが。
前提条件は、直近の「天底」に限るということ。
過去最安値や過去最高値を取るとなると、最早歴史に干渉しなければなりません。
しかし、「直近の」と言うことであれば矛盾なく可能で、それでも確実に利益は出ます。
一応これで、確実な投資となるのですが、欠点が一つだけ。
それは、時間です。
「天底」をとるロジックは、ある程度の時間がかかるもので、
これは値動き次第なのでどうにも出来ません。
必然的に、中長期での運用となるのが宿命です。
断定できるのは、投資における「善し悪し」とは運用者の「向き不向き」であり、
手法自体の「得手不得手」を論じていると大怪我をします。
どんな手法も、「苦手な相場」がある時点で破綻の片道切符と大差ありません。
相場の状況によらず、トレーダーのスタイルによって選択できることが重要です。
それでは、アダムでした。