和而不同

 こんにちは、アダムです。


 最近、・・・と言っても、ここ数年くらいですが、かなり大きな
 金融案件に取り組んでおり、時間が全く無いことに驚きます。

 「時間が無い。」というのは、「作り出せない」人間の言い訳だと
 思って生きてきましたが、実際に足りない現状があります。

 特に、今年の後半からは怒涛の様な忙しさで、月の半分くらいは
 海外という生活が続いています。

 お酒と同じで、時差ボケも慣れると特に気になりません。

 そんな中、先週、現在一緒にビジネスを行っている機関の代表2名が
 それぞれ、アメリカとスイスから来日することになり、急遽一緒に
 観光やら、ランチやらディナーやらをすることになりました。

 観光と言っても、映画を見ただけですが、この「映画」というのが、
 今CMでも流れている「ドラゴンボール超」というアニメ。

 何処に行きたいかを尋ねたときに、「是非に!」となって行ってきました。

 普段、数千億とか年間数十兆とか取引する機関の代表2名とアニメ鑑賞。

 それよりも、オヤジ三人の新宿TOHOシネマズというのが、妙にツボでした。
 息子と孫に、とんでもない量のドラゴンボールグッズを買い占めていました。

 映画自体は、私自身が直撃世代なので、かなり楽しめました。
 マーケティング的には、「ドラゴンボール」というコンテンツの偉大さに
 今更ながら脱帽ですね。

 ネットでは、賛否あるようですが、純粋にジャンルにおける
 マーケティングミックスという点でいえば、正解の一つです。

 同ジャンルにおけるアイコンは他にもありますが、コンテンツ力で
 右に出るものはいないと断言できます。

 これは、当然ながら、一朝一夕には構築できるものではなく、
 関係者は、絶対に手放したくないものでしょう。

 私なら、このあとすぐにアニメを作って放送します。
 モノを売る時に必要な「緩急」が最も高まっていると思うので。

 何が書きたいかというと、多忙なオヤジが見ても損しなかったということです。

 3000円払った価値は十分にありました。
 上記の2名も、ここ数ヵ月で、最も良い投資だったと言っていましたよ。

 すみません。超雑談でした。


 さて、本題。

 先日、作成すると書いたEAについて、暫定版が完成しました。

 移動中の機内でせっせと作成しましたので、手にされる方には
 大事に使って頂きたい。

 一応、以下にバックテストも載せておきます。


adamea_bt
.

 2008年1月2日~2018年12月19日までのテスト期間です。

 お約束した10年間。
 10000ドルスタート・0.1ロット単利運用で、120000ドルになりました。
 簡単ですが、100万円が1200万円程になったイメージです。

 テクニカルやインジは一切使用していません。
 これも、お約束。

 両建ても使いません。
 これも、お約束。

 ここから、バリ取りをしてリリースするので、利益はそれなりに
 落ちると思います。
 また、BTなので安易に0.1ロットにしていますが、実運用では
 最適なロット数を算出する必要もあります。

 売買の結果と資産増加曲線のイメージは大凡こんな感じになるはずです。

 買いまたは売りを、指定pipsで繰り返すだけのEA。
 これが、10年間の「値幅を覆う」ということです。

 今後も、この戦略通りになれば、ほぼバックテスト通りになるでしょう。
 このEAを止める時は、この戦略から外れる場合のみ。
 このEAが負ける時は、この戦略から外れる場合のみ。

 “1+1=2”の次くらいにシンプルです。

 そして、その戦略とは、この十数年間普遍的に続いている通貨の特徴です。

 インジケーターやテクニカルは、想定外に対して刹那的に対応できるように
 後から拵えた処方箋です。

 曰く、「あの相場でも乗り切れた。」ですが、二度と同じ現象は起きませんから、
 二度と勝てることはありません。

 戦略とは、売買に至る前のこと。
 戦術とは、それ(戦略)を最大限に機能させ得る売買のこと。
 
 利を得るとは、「利を残す」ことと同義で、想定外に対応するのではなく、
 想定外のケースでは即撤退せねばなりません。


 この辺を正しく理解すれば、やる前から大体の利益は予測可能で、
 大抵の場合その通りになります。

 為替で利を得るとは、過去がそのまま繰り返されなくとも、
 事前に準備が出来ていること。

 絶対的な法則は、同一ではない「同じようなものを描く」性質が
 為替にはあるという事実。

 これが、「思惑」や「心理」と呼ばれるもので、相場を作り出す大元です。
 
 オリジンと呼ばれるものは、実は他にありますが、表面的な成分としては、
 テクニカル等よりも遥かに重要な要素であることは間違いありません。

 ここの理解から、投資のスタイル作りが始まります。

 一方、「両建て」とはスタイルではなく、「為替そのもの」を包むことです。

 上下と左が無く、右にしか進まない系を作り出せます。

 これが一番の利点で、時を止める「様なこと」が可能です。

 とてもマイノリティですが、物事の根源的な部分を知るのは
 どのジャンルにおいても常に少数だということに気付きます。

 拒絶するわけでは無く、双方の利点を十分に取り込みますが、
 最後に選ぶ路は一人であること。

 -和して同ぜず-

 これも、生き残るための一つの真理です。





 それでは、アダムでした。



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