両建て手法のアイデア
こんにちは、アダムです。
よくご連絡を下さる方から、
両建て手法のアイデアを頂きました。
どういう物かというと、両建てからスタートし、
上下どちらに動いても指定pips間隔で
利確をしていくという手法です。
シェア可能とのことでしたので、
簡単に記載します。
※ここでは、50pips間隔で利確する条件で記載します。
1.まず、両建てからスタートです。
2.レートが50pips上昇しました。
3.両建てのBuyを利確します。
4.利確と同時に、再度両建てを発動します。
5.更にレートが50pips上昇しました。
6.4で両建てしたBuyを利確します。
7.その後、レートが50pips下落しました。
8.保有しているSellを±0で全決済すると同時に、両建てをします。
9.レートが、さらに50pips下落しました。
10.8で持ったSellを利確すると同時に、両建てをします。
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上記の様に、両建てと決済を指定した値幅で
繰り返していくという手法です。
レンジだと良さそうですが、トレンドが出ると
マイナスポジションが置き去りになるので
実践向きではありません。
スプレッドなども考慮されていないので、
このままでは机上の空論に過ぎませんが、
こうしたことを考える時間は非常に重要だと感じます。
現状では、抜け漏れが随所にあり、
とても手法とは呼べないですが
この考え方を応用すると、
そこそこ面白いものが出来そうではあります。
過去に、私もポジションメイクのみで
エントリーと決済を繰り返す手法が
出来ないものかと思案したことがあります。
そのことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。
ポジションメイクのみ、或いは
「足し算」と「引き算」のみ
で完結できる手法があり、それが実践可能であれば、
それこそ「聖杯」であり、直ちに城が建ちます。
考え抜いたものをEAにしたことがありますが、
デモでは100万円が1週間で1,000万円になりました。
これが、リアルにすると全くダメで、
約定の滑りやスプレッドの拡大で
コツコツと「想定外」を
積み重ねられ破綻しました。
皮肉でもなんでもなく、私が「塵も積もれば山となる」
という諺を真に理解した時はこの時だったと思います。
それほどに、
リアルとデモは高い壁で隔たっており、
「虚構」と「現実」を結びつける神の糸は
存在しません。
・高値、安値は何を基準に定めるのか?
・買い時、売り時、押し目、戻りのタイミングは何を縁にするのか?
・底値と天井はいつ来るのか?
・相場の反転はどのように検知するのか?
上記は、どれも「出来れば聖杯」の代表です。
上にあげた項目のいずれか一つでも、
「出来ます」かの如く書いてある
商品を試しに購入してください。
「こんなこといいな、出来たらいいな」が届きます。
テクニカルや理由付けで、「聖杯」を
作ろうとすると互いに矛盾しあい
たちまちのうちに、論理破綻が起こります。
値の上下に理由などないと捉え、
いつ買うか、いつ売るかを考える必要がなく
チャートに連動して動作する手法を
考えなければなりません。
構えが即ち結果であることが大切です。
それでは、アダムでした。