マーケット情報_2022/4/4~4/8
こんにちは。
アダムです。
今週のマーケット情報の中からFXの運用に関連する
情報を記載します。
投資判断や自動売買(EA)の稼働判断等の参考値として
確認しておいてください。
コロナ禍にウクライナ情勢睨みで
リスクオフが継続です。
安全にいくのであれば、ロットを抑えて
取組みましょう。
無理に動かず様子見選択も結構です。
“ポジションを持たないことも投資です。”
2022/4/4(月)
①重要度:☆
18:05~
・(UK) ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
週明け月曜は市場にインパクトを与える
指標は特にありません。
日本時間夕方の18:05に英中銀総裁発言が
予定されていますので、一応頭には入れて
おきましょう。
トレードは通常運転で問題ないと想定します。
■監視対象
・GBP/USD
・GBP/JPY
※円絡みのペアは引き続きボラに注意。
2022/4/5(火)
①重要度:☆☆
13:30~
・(AU) 豪準備銀行 政策金利発表
②重要度:☆
21:30~
・(US) 2月 貿易収支
③重要度:☆
22:45~
・(US) 3月 サービス部門購買担当者景気指数(改定値)
・(US) 3月 総合購買担当者景気指数(改定値)
④重要度:☆☆
23:00~
・(US) 3月 ISM非製造業景況指数(総合)
4/5は、日本時間の昼間に豪州指標が予定されています。
注意の指標ですから、豪ドル絡みは様子見しましょう。
夜は23:00の米国のISM非製造業景況指数が
注目です。
それなりに反応することもある指標なので、
出来れば手仕舞い推奨です。
■寸評
・(AU) 豪準備銀行 政策金利発表
政策金利発表は、各国中銀の政策の発表の場です。
現時点と今後における経済に対する中央銀行の
見解が確認できるので、重要度の高いイベントです。
・(US) 3月 ISM非製造業景況指数
全米供給管理協会が発表する米国景況感を示す指標です。
300社を超える非製造業購買担当へのアンケートから
産出した指数となります。
非製造業の景況感を示す上で重要なファクターとなります。
■監視対象
・USD/JPY
・AUD/JPY
・EUR/USD
・GBP/USD
※その他米ドル、豪ドル絡みのペア。
2022/4/6(水)
①重要度:☆
15:00~
・(DE) 2月 製造業新規受注(前月比)
・(DE) 2月 製造業新規受注(前年同月比)
②重要度:☆
17:30~
・(UK) 3月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
③重要度:☆
18:00~
・(EU) 2月 卸売物価指数(PPI)(前月比)
・(EU) 2月 卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
④重要度:☆☆
27:00~
・(US) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
4/6は、日本時間の夕方以降に欧米の
指標が続きます。
注意は27:00に予定されている
FOMC議事要旨です。
市場参加者の注目度が高いイベントですし
日本時間の夜中なので、ノーポジションで
睡眠推奨です。
■寸評
・(US) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
米国連邦公開市場委員会という公開市場操作の
方針決定を行う委員会です。
FOMCは、約6週間ごとに年8回開催される他、
必要に応じて適宜開催されています。
米連邦準備理事会(FRB)が開く会合です。
FOMC開催最終日に声明文を公表します。
議事要旨は、FOMC開催最終日の3週間後に
公表されます。
米国の金融政策を占ううえで市場関係者の
関心が非常に高いイベントです。
■監視対象
・EUR/USD
・GBP/USD
・USD/JPY
・EUR/JPY
・GBP/JPY
※その他ユーロ、ポンド、米ドル絡みのペア。
2022/4/7(木)
①重要度:☆
15:00~
・(DE) 2月 鉱工業生産 (前月比)
・(DE) 2月 鉱工業生産 (前年同月比)
②重要度:☆
18:00~
・(EU) 2月 小売売上高(前月比)
・(EU) 2月 小売売上高(前年同月比)
③重要度:☆☆
20:30~
・(EU) 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
④重要度:☆
21:30~
・(US) 前週分 新規失業保険申請件数
・(US) 前週分 失業保険継続受給者数
4/7は、日本時間の午後15:00のドイツ指標を
皮切りに夕方から夜にかけて断続的に指標発表が
続きます。
注意は何といっても20:30から予定されている、
ECB理事会議事要旨でしょう。
主要政策金利やインフレ率に対する言及が
市場の予想と乖離しなければ、そこまで大きな
動きはないものと想定しますが、リスクは
敢えて取りに行かずとも良い物です。
■寸評
・(US) 2月 個人消費支出
欧州中央銀行(ECB)理事会議は月に2回
ドイツのフランクフルトにあるECB本部で
開催されます。
主要政策金利やインフレ率、為替動向など
幅広く議論をされ、マーケットの注目は
高いイベントです。
■監視対象
・GBP/USD
・EUR/USD
・USD/JPY
・EUR/JPY
・GBP/JPY
※その他ポンド、ユーロ、米ドル絡みのペア。
2022/4/8(金)
①重要度:☆☆
21:30~
・(CA) 3月 新規雇用者数
・(CA) 3月 失業率
4/8は、日本時間の夜21:30から
予定されているカナダの指標に注目です。
米ドルほどではないですが、カナダも
G7加盟国であり、市場の予想と大きく
乖離する場合はそれなりに影響は
波及する可能性を孕んでいます。
何れにせよ、21:00までには手仕舞いを
推奨します。
■寸評
・(CA) 3月 新規雇用者数
・(CA) 3月 失業率
カナダ統計局が、月初の金曜日に公表する
雇用者数と失業率の値です。
雇用者数の増減は景況感を測る上で、重要な
尺度となるので、注目度は高い指標です。
マーケットの予想と乖離した場合には
それなりの影響力を持つイベントです。
■監視対象
・CAD/USD
・CAD/JPY
※その他加ドル、ユーロ、米ドル絡みのペア。
凡例
☆:注意
☆☆:要注意(数時間前に運用STOP)
☆☆☆:警戒(一日運用STOP)
指標カレンダーに予定の無い
突発的な要人発言や天災等には注意し
発生したらすぐに運用を停止しましょう。
それでは、アダムでした。