ドル円下落について
こんにちは、アダムです。
年始から、ドル円が急落していますね。
一時は、130円台などと息巻いていましたが、その影すら踏めませんでした。
現在、117円台で奮闘中です。
昨日の米雇用統計の結果は概ね良好でしたが、それでもドル円は下げました。
「下がる」のではなく、「下げている」ので近寄らない方が良さそうです。
週明け、戻りは119円までを見込みたいですが、118円中盤からは
戻り売りがきついでしょう。
短期の流れに沿うなら、戻り売りスタンスが良さそうです。
何度も言いますが、私は中長期目線なので全く問題なし。
投資スタンスの変更はありません。
そもそも、ドル円には興味がないのでほぼポジションを持っていませんが。
以前も書きましたが、大切なのはゴールが見えているとして、
「どこを経由するか」に焦点をあてなければ全ては悪手です。
例えば、将来的にドル円が130円を目指すとして途中に90円を経由する
可能性は十分にあるということです。
そこに立ち返れば、為替の仕組みとは非常に簡単で、
ゴールの向きが売買の向き、経由するであろう最大幅が
リスクマネジメントとなります。
ドル円でいえば、売買の向きは「買い」、経由する駅を、例えば直近最安値の
75円程度と設定するなら、それでも破綻しない資金管理でやればいいだけ。
レバレッジとは、そもそも最大幅に対して乗算をするもので、
ロジックに対してどうこうと言っている時点で破綻するものとお考えください。
今回のドル円急落のトリガーは、またしても中国が引きました。
正確には、円の急騰という方が正しいのでしょうが、要は数か月前に
同じことがあったのを思い出せば良いだけです。
上海株の暴落→リスクオフ→円とユーロの急騰
このサイクルが繰り返されているだけで、なにも変化はありません。
これが、為替が利益を得やすい要因で、全く同じではないですが螺旋のように
繰り返される相場があります。
分かっていて臨むのか、知らないで通過するのか・・・
私のEAは暴落や急騰が好みです。
こんな相場でも放りっぱなし。
経由する駅がどこであろうと、乗りっぱなしでゴールを目指します。
どうしても、今の相場で安全に利益を得たいなら、
クロス円の下落に、1枚多く張っていきましょう。
「何のことやら?」と思った方は、今はやらない方が良い側です。
結局のところ、指標がどうのと言っても、相場の圧力には勝てないもの。
一方で、日本経済の回復は現在の為替レートを織り込めているのかも重要です。
企業の想定レートというのはチャートの動き程スピーディに対応できません。
恐らく、現在の日本企業の耐力では実効で120~123円を想定しているところが多いはず。
日銀は、アベノミクスと同調気味で癒着気味。
他を顧みない「奇策」が登場するかもしれません。
しかし、リスクオフで円が選択されている内が花ということ。
それなりに、世界の投資家、投機機関も苦しい年始ということでしょう。
それでは、アダムでした。