なるべく長い時間をかけて有利な建玉を持つこと
こんにちは、アダムです。
FXで何とか利益を得ようと試みると、売買という行為に理由が生まれます。
その理由を突き詰めていくと、つまり理由の所以を一枚ずつ剥がしていくと、
「何となく」というのが正体です。
だとすれば、「適当にポジションを持っても良いのではないか?」ということに
気付くのはどうやら少数のようです。
この辺が頭の使い方で、正にエントリーには意味がないというのが正解であり、
FXとはエントリーした後の処理の仕方が全てです。
つまり、エントリーがイグジットに直結するのではなく、
エントリーから処理を経てイグジットに結ばれるのが取引です。
なので、エントリーを厳選するなどという誤魔化しには乗らない方が無難です。
エントリーしたポジションが、いつ利益になるのかが分からないのであれば、
いつエントリーするのかに迷う必要などありません。
いつかは利益に”出来る”ことが分かっているので、適当にエントリーするのが本当です。
前にも書きましたが、為替とは陣取りゲームと綱引きで全て理解可能です。
投資家の多くが負けた場所と勝った場所に、「抵抗」と呼ばれる壁が出来ます。
これを繋いでいくと境になり、これを国境に見立てると、その上下に
「貧富の差」が生じます。
富める側は、より領土を広げようと、貧しい側は境の外に出ようとして、
国境付近で綱引きを開始します。
こうして出来たのがチャートの山と谷で、利害が無ければチャートは一本線です。
なるべく長い時間をかけて「得」をしようと思うと、
「このレート」
というようなワンポジションは無く、
「この手法」
という解決策しかありません。
お問合せの多い、私が実践している手法の実績報告。
EAではなく手動ですが、裁量ではありません。
やることは、朝と夜にチャートを開き、売買するか、放置するかの2パターンです。
これも、得をする手法の一部を実践しているからで、
齷齪するような取引きは一切ありません。
以下が、4月度の成績です。
たったの7ショットで、利益は$3,400です。
先月も、先々月も書きましたが、同じ時間帯に同じことをするだけで
裁量は一切必要ありません。
売買に理由が無いためこれが可能です。
売り買いよりも、ロジックが重要で、再現性や結果というのは
やる前から大凡分かっていることが最低条件です。
守るのは簡単なルールだけなので、それだけは厳守します。
怠けないのは、「朝と夜の確認」です。
朝と夜だけ飲めば効く・・・。どこかで聞いたような気がしますが。
「その日の損益をその日のうちに明らかにすること。」
これが、本手法のたった一つのルールです。
本手法は、基本的に年ベースで運用するもので、凹む月もたまにありますが、
チャートに寄り添いますので、手法自体が解決し、利益側に収束します。
利益とは、ポジションメイクがもたらすものではなく、
手法によって獲得するものであると断定できます。
それでは、アダムでした。