FXで利益を得るための口座選び

 こんにちは、アダムです。


 近頃やりたいことが多く、非常に時間の無い毎日を過ごしています。

 暇な時というのがほぼないので、今に始まったことではないですが・・・

 この先の展望もあり、最近は特に海外ブローカーの情報を各所から集めています。

 また、お問合せでも「どこの業者が良いですか?」といった内容が
 ポツポツ届きますので、この機会に記事にしようと思います。

 まず、ブローカー選びは取引手法によって選択肢が異なります。

 大きく分けると、「裁量」「自動売買」のどちらをメインとするか。

 裁量であれば、税金や透明性、何より言語の面でも国内業者が有利です。

 レバレッジこそ低いですが、それを相殺できる魅力があります。

 ある程度の資金(100万円以上)で裁量を行うのであれば国内です。

 裁量の実力はあるが、資金が少ない方は海外にメリットがあります。

 言うまでもなく、「高レバレッジ」での取引が可能だからです。

 次に、「自動売買」派はどうするかを考えます。

 国内業者でも、MT4を利用できる業者はあり、今後も拡大すると思います。

 それでも、「自動売買」においては今のところ海外一択というのが私の見解です。

 海外ブローカーでも、そこそこ信頼出来る業者はいくつかあり、
 実際に私も国内業者でMT4を稼働させたことはありません。

 こうすると私の考えは単純で、裁量なら国内、EAなら海外ということです。

 まずは、この入り口を誤らないことが前提ですが、実はFXで利益を得る為には
 その先があります。

 それが、口座の選択です。

 海外ブローカーに口座を開設する時、ほとんどのブローカーでは、
 口座のタイプを選択できるようになっています。

 各社、呼称は違いますが、スタンダード口座とかプロ口座などがあります。

 ここで気を付けたいのが、“手数料”の徴収方法です。

 ブローカーの利益というのは、もちろん負けて頂くのが一番いいのですが、
 日々の取引からも発生しています。

 これが、スプレッドというやつで、買値と売値の差を手数料として徴収しています。

 ですから、当然この差額が広いブローカー程じゃぶじゃぶなわけで、
 そうなると、もはや誰の為にFXをしているのか分かりません。

 対して、この手数料に透明性を持たせようという口座が存在します。

 これを、ECN口座と呼びます。

 ECNとは、Electronic Communications Networkの略称で、
 電子取引所取引という意味です。

 電子取引所取引というのは、市場参加者が売買注文を出し合い、
 インターネット上の取引所でトレードを行うというものです。

 このECN口座では、スプレッドがかからない(或いは極狭)の代わりに
 取引数量に応じて文字通り「手数料」がかかります。

 一般的には、1ロット(10万通貨)取引に対して○○ドルといった具合です。

 これの利点は、手数料が明確に決められており透明性が高いこともそうですが、
 仕組み上、売り買いの価格が折り合うことで売買が成立するので、
 純然たる「トレード」が出来るということです。

 買う側と売る側が存在し、接点が売買成立となるため気配値というのが
 確認可能で、「板」が存在します。
 
 この取引方法は、株式などで用いられている売買方式です。

 つまり、業者がじゃぶじゃぶすることなく、約定拒否もありません。

 私は、特に短期的な売買を行う時には必ずECN口座を利用します。

 勝ち負けではないですが、損得で考えるのであればこちらが断然お得です。

 実際に、手数料のことを気にする方が多いですが、成立した取引コストは、
 ECNの方が低コストになることがほとんどです。

 業者選びと取引口座の選択は1セットで考えてみて下さい。

 綺麗な言葉が並んでいるブローカーでも、「ECNは取り入れていない。」
 といった業者はいくつもあります。

 その辺に疑問を持てば、良い業者選びの基準は固まりそうです。


 それでは、アダムでした。



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