2015年の追い込み
こんにちは、アダムです。
2015年も間もなく終了し、新しい1年を迎えようとしています。
気の早い話かもしれませんが、一月半などあっという間に過ぎ去ります。
私の興味とは多少違いますが、世間の注目はやはり「ドル円」と「ユーロドル」でしょうか。
ドル円でいえば、125円に乗せるか否か?
ここが、直近のフォーカスで、市場参加者も必然的に意識せざるを得ません。
122円中盤辺りのレートで右往左往していますが、やはり上に放られたいのか下げません。
123円中盤が次の目標ですが、実はこの辺はいくらも掛けずに突破しそうです。
見るべきは124円丁度で、さらに見るべきはその時のユーロドルの水準です。
「ドル利上げ」が既定路線として織り込まれる中、
既に予想される3回分の利上げ分をも欲しています。
しかし、この期待のみで上げるだけ上げるには、些か燃料が足りない模様。
もう少し「何か」を期待していそうです。
それこそが、ユーロドルの「パリティ」で、
これがどの水準まで進むかによって占いたいと考えます。
ドルの引き締めと、ユーロの緩和。
政策のコントラストがはっきりと出ている以上、中途半端では揺らぎません。
既に、投機筋のポジションは大量に仕込まれているという話ですが、
いつ引き金が引かれるか?
ここでも、噂が先行しそうですが、意外と早く「その時」なのかもしれません。
”噂”や”期待”で動くのは、為替も人も同じですが、出来れば事実で売り買いに
向かいたいところ。
噂で売るには時勢が悪く、
期待で買うには鮮度が足りません。
総じて「覚悟」が出来ないという部分に肝があります。
いずれにしても、ドル円の「買い」とユーロドルの「売り」が線路上。
経由する駅数に関わらず、目的は終点のみに絞ります。
今年の初めから、懲りずに書いていることですが、諦めの悪さを痛感します。
概ね、言った方向になることだけが救いです。
それでは、アダムでした。