2015年の為替相場について
こんにちは、アダムです。
FXの相場としては、2014年は
ビッグイヤーでした。
大相場と言っても過言ではない
動きをした通貨がいくつもありました。
さて、今年の為替相場は
どうなっていくのでしょう?
いくつか規定路線は示されています。
・ドル高円安 ⇒ ドル円の買戦略
・ユーロ安ドル高 ⇒ ユーロドルの売戦略
いずれにしても、2015年も引き続き
ドル高の傾向は続きそうです。
円安相場は・・・
金融緩和とアベノミクスが牽引します。
ユーロ安相場は・・・
金融緩和と政治経済リスクが牽引します。
互いの共通項は、「金融緩和」。
対して、アメリカは金利引き上げを
実施する姿勢ですから、自ずと金利差が生じ
買いづらさを誘引します。
巷では、ドル円レート130円なんていう切符も
売り出されていそうです。
切符を買って、買い買いで駅(益)を
目指すのは自由ですが、重要なのは
「経由地」です。
今回、売られるドル円切符と
ユーロドル切符がどこ経由で
終着駅に向かうのか?
130円に辿りつく前に、70円や80円台を
経由する可能性は0ではありません。
そして、こうした切符ほど
安値で売られていることに
気付いて下さい。
リスクが低いものは高く、
リスクが高いものは安い
というのがルールです。
「安物買いの銭失い」は、
為替の世界でも成り立ちます。
中国の切り札や、ロシアの最終兵器が
残されているはずです。
共に世界を巻き込むことのできる大国です。
まずは、規定路線を前提に戦略を組むこと。
その中で、最悪の場合を見越した
資産運用ができること。
須らく、意思決定が重要なのは言うまでもありません。
それでは、アダムでした。