逆方向のバイラル
こんにちは、アダムです。
サイトを始めて以来、メールでご連絡を頂く方に教えて頂き、
投資系のサイトやブログを拝見する機会が増えています。
手隙の合間なので、月に数回・チラ見程度ですが内容は何となく分かります。
まともな情報が記載されているサイトもあれば、なんとも眉唾なサイトまで
多種多様です。
カテゴライズされれば、私のサイトも十分眉唾に入りそうで切ないですが、
狙ってやっている節があるので良しとします。
「稼ぐ」、「儲ける」というのは、石器時代からの殺し文句ですが、
未だに通用する姿を見ていると、何とも空虚な気持ちになります。
これらの枕詞は、「楽をして」となるようです。
言葉の感染力はとても強いのですが、とりわけ質が悪いのがネットです。
ネットを媒介すると、指数関数的に情報は広まります。
これを、上手く利用するのがアフィリエイターや商材販売者ですが、
情報操作という意味では、政府や大手投資会社も積極的です。
同じ感染するなら、正しい情報が広がれば良いですが、
真逆の情報を流す方が既得権益を得やすいのでそういう世にはなりません。
為替の売買情報など、競馬の予想屋と似たようなものです。
ロイターであろうが、ブルームバーグであろうが質は同じで、
情報の正誤よりも速度の如何を重視します。
こうした逆方向のバイラルは、その”意味”よりも先に”ジャンル”が
出来上がってしまっているようなので手に負えません。
ドル円が、緩やかな上昇局面というニュースが出始めました。
速度に拘ったニュースです。
飛びつきたいのは山々ですが、正誤判定を怠らないようお願いします。
予想、想像、妄想が入り混じり、110円台での折り返しを期待していそうです。
いつでも、上値は重く下値は広がりがあるように思うのは間違いです。
目的は、大勢の目指すレートの±200poipsに設定することにします。
・勇気が無く負けたくない人は、+200pipsで売り持ちです。
・プランがあり絶対に勝ちたい人は、-200pipsで買い持ちです。
・確信があり戦略を持つ人は、今この瞬間に両建てです。
・何を言っているのか分からない人は、そっとチャートを閉じましょう。
通貨の選択も十分必要なファクターの一つで、現在迷いなくエントリー出来そうなのは、
資源国通貨の下方向。
AUD/USDなど面白そうですね。
スワップマイナスもありますが、上から下への送料と思えば安いものかもしれません。
損得の話をします。
為替のトレンド
飛びつきやすいのは下落のジェットコースターですが、それは何故か?
それは、起因と要因が分かり易いからで、結果が巧妙に「準備」されるからです。
一方、上昇のエスカレーターに乗りづらいのは、いつも起こりがあやふやで
結果がぼかされて提供されるからです。
どうやら、ここでも逆方向のバイラルが働いている模様。
では、我々投資家はどうするべきか?
チャートを見れば分かりますが、ポジションを持った時の有利方向に
より広がりのある側に張るべきです。
下値の限界は、「0」でありそれより下はありません。
それでは、上は・・・?
最安値と最高値は、更新されるものだと言います。
追いかける方は、自然と決まっている気がしてなりませんが如何でしょうか。
それでは、アダムでした。