資産運用において最も不要なもの
こんにちは。
アダムです。
最近、日本も暖かくなってきました。
今日は真冬の様な一日でしたが。。。
春は穏やかに晴れても花粉が舞うので、花粉症の人にとっては
辛い季節でもあります。
私は、アレルギーを一切持っていないので、
これから暖かくなることはメリットしかありません。
本日は、資産運用におけるマインドについて書いていきます。
過去にも同じようなマインド系の投稿は幾つかしたことがあります。
これは、投資や資産運用において、私が最も重要視するのが
「マインド」だからです。
「スキル」よりも圧倒的に利益を出すために必要なもので、
換言するならば、如何なるスキルがあってもマインドが
セットされていなければ稼げないとすら思っています。
私の言う「マインド」とは、啓蒙のようなものではなく
お金に直結する思考です。
これは投資もビジネスも同じですが、重要なのは”金銭的執着心”
自らが行う作業から「利」を得たければ、先ずは何よりも
「金銭的執着心」を捨てることです。
投資や資産運用を行うのに、お金に執着するなというのは
不思議に聞こえるかもしれませんが、これが金融業界で
長年生きてきた私の答えです。
例えば「ロスカット」
「損切り」というやつですね。
これが、最もお金への執着が悪影響を起こす場面です。
トレードでお金に執着するとロスカットが出来なくなります。
これは、百戦錬磨のプロトレーダーでも同じです。
ノルマ、目標値といった金銭的な値に迫られ、心が逼迫すると
プロでもこの「金銭的執着」という悪魔に憑りつかれます。
この状態で行うトレードが成功した例を私は見たことがありません。
故に、私もプロトレーダーのチームを持っていますが、
彼らにノルマや目標値を設定することはありません。
縛られないパフォーマンスがベストだと信じているからです。
私は無闇なロスカットを推奨しませんが、一方で時間とお金を
天秤にかけて、お金が勝るような条件をあまり知りません。
その観点では、得をするための損は受容すべきという思考です。
とにかく、お金に執着する人達は「損益」や「損得」よりも、
お金が先にくるので、帰って来いよと期待します。
この期待に応える、孝行ポジションは存在しないので諦めましょう。
テクニカルやインジケーターが機能しないのもこれが原因です。
相場が不利方向に動くケース、上手く機能した場合の
テクニカルパターンに収まることを期待します。
この期待こそが「金銭的執着」の正体です。
目の前にあるマイナスと、上手く決着できた場合のプラスを
天秤に乗せて、”偶像“の方に張るのは博打です。
このシーソーをバランスすることが最も困難なので、
後付理論のインジケーターがたくさん生まれます。
取るべきマイナスと、持つべきマイナス
実は、これを判別することは可能です。
しかも定量的に数学的に説明が出来ます。
これが「得をする」ということで、金銭的執着ではなく
運用の線路上に設置されている停車駅のようなものです。
以下は、ある時のポンドル(GBP/USD)のチャート
H1です。
①の買エントリーは、私のロジックではすぐに否定され
ロスカットとなります。
続いて、②の買エントリーは、その後大きく不利方向に
振れますが、私のロジックでは肯定されたままなので
ロスカットはせず、利確まで持ち込みます。
この取引の縁は、以前も別の記事で記載した私が使っている
分析ツールによってもたらされます。
相場の支配権
以下は、同時間帯の独自分析ツールの描画
相場のベクトルに注目すれば、ロスカットというのは
定量的に判断が出来ます。
そして、それはインジケーター等では不可能な領域です。
それでは、アダムでした。