融通無碍
こんにちは、アダムです。
スコットランド問題で、イギリス情勢が不安定な中FOMCを通過しました。
ドルは買われ、円は売られ、真に買われた通貨はドルくらいではないでしょうか?
まだ、豪ドルも売られていますし。
急落、急騰様々入りまじり、これが相場だと言わんばかりです。
本当は、そんなことはなく、特権階級がこれは下げたいから売ると言い、
こっちは上げたいから買うと言っただけです。
本来は、何も変わっていません。今日も、昨日も。
FOMCの発表前に、大口のドル買いが入っていたそうです。
友人のトレーダーから聞きました。
きっと、FOMCの発表内容なんかもリークされるのでしょうね。
冷静に考えれば、為替相場など不条理でもともと。
値の上下に囚われては、一歩も前に進めません。
「コツコツドカン」と言えば分かりやすいかもしれませんが、
昨日の夜の値動きなど正にそれです。
コツコツ積み上げた利益という罪を、一気に断罪された方が
相当いるはずです。
断罪された方は、決して間違っていません。
間違っていないから、刈り取られます。
「テクニカル的に」、「チャートを見ると」、「過去相場と照し合せ」
「通貨の相関性上」、「売りサインが点灯」、「買いサインが点灯」・・・
上記は全て、正解です。
損をしますが。
悪いのは、テクニカル分析等を作り値の上下に理由を付けた最初の人で、
もっと悪いのは、ファンダメンタルという説得材料を用意した最初の人で、
最も怖いのは、その最初の人がFXで儲けている特権階級だということです。
生き残るには、このような相場では取引せず静観することだと言いますが、
これも間違いで、蛇ににらまれた蛙は動かなくても食べられます。
正解は、「融通無碍」に振る舞うことで、利益は取ってくる物ではなく
一切の事象が終わった後、既にそこになければなりません。
自由に、滞りなく結果(得)を「連れてくる」こと。
結果に「ついていく」のでは既に悪手。
例えば、私の運用する口座の一つで昨日1万ドル程度の含み益を
保有していたものがあります。
今回の、急騰・急落を受け一晩で2,000ドルほど利確しました。
今朝の含み益は、昨日と変わらず1万ドル程です。
不思議だと思うかもしれませんが事実です。
出来るわけがないと思うよりも、出来ないわけがないと考える方が
遥かに健全です。
出来ないということに、正しく疑問を持つべきです。
それでは、アダムでした。