相場の転換点
こんにちは、アダムです。
日経平均は、不安定に数百円の乱高下。
ドル円も、連られるように行ったり来たりが続いています。
日々、下値模索が続いており、目下上昇の目処はたっていません。
転換点は、「いつ」、「どの」レートなのか?
これを知るために、多くのテクニカルが産み落とされました。
8割は役立たずで、残り2割は忘れ去られましたが・・・
転換点を知りたければ、買うか売るかは別にして、情勢を見た方が良さそうです。
今回の相場、(概ねリスクオフ)を牽引したのは、言うまでもなく2つのテーマ。
・中国経済の減速
・原油価格の急落
材料は僅か二つで、そのために十数個ものテクニカルは必要ありません。
私には一つもいりませんが、敢えて言うならRSIで、
「売られ過ぎか、買われ過ぎかを」注目していれば十分です。
上を80、下を20で設定して眺めて下さい。
そして、80にタッチしたら「売り」ましょう。
そして、20にタッチしたら「2倍売り」ましょう。
為替ニュースを見ていたところ、「エリオット波動」の名手が
2016年のドル円予想を書いていました。
予想レンジは、100円~135円とのこと。
その後に、眠たくなるような「波動」の理論が繰り広げられていました。
ここまで来ると、哀れで何も言えませんが、
「為替は予想できないですよね!」
ということを書いているのだと理解しました。
重要なのは、中国にせよ原油にせよ底を打てる武器が残っているかということ。
武器の保管庫は、当然”各国中銀”となるわけですが、
弾切れ感が尋常ではありません。
当面はリスクオフが続くでしょうが、底なし沼が無いのも為替の真理。
追いかける方は、こまめに利確を。
傍観する方は、チャートの記憶を。
利益にしたい方は、両建てを。
いずれにしても、私のシナリオは円安ドル高、ユーロ安ドル高で
微塵もぶれません。
私の手法は、ずっとチャートに寄り添います。
利確スピードは、チャートの速度。
目標レートは、常に現在レートの100pips上にあります。
損と益は、バランスよく吐き出すのが得で、最終的に益が多いことが条件です。
暫くは、中国と原油を睨んでの攻防を楽しみましょう。
私的には、それだけではない気もしていますが。
ロシアのことは、触れないようにしておきます。
それでは、アダムでした。