相場の誘惑
こんにちは、アダムです。
中国経済への懸念、アメリカ利上げ引き伸ばし、
リスクオフ先行の為替市場です。
リスクオフとなれば、安全資産が好まれます。
為替でいえば、円やフラン、
最近は”何故か”ユーロも選択肢でしょうか。
対して、危険資産は嫌がられます。
為替でいえば、豪ドルやニュージーランドドル
などの資源国通貨。
さて、それでは、AUD/USDのチャートを見てみましょう。
底値から、切り返して0.73付近で右往左往です。
いかにも買いたくなりますが、
「待った」
をかけた方が良さそうです。
相場の誘惑、チャートの闇は谷底や山頂には存在せず、
その道中に転がっています。
何処にでも転がっているので、よく躓きますが
流血程度では気付かないのが平和ボケ。
頭と胴体が離れた時に、
「あ、あそこで躓いたんだ。」
と気付きます。
勢い良く下がると、少し戻ります。
そうすると、買いたい人と悩む人が出てきて
売りたい人が減ります。
ある程度、買わせた後に、前回の底値を割ってきます。
これが繰り返されている歴史がチャートの左側に
広がっています。
これを見てそこに気付けば、まともな方法或いは
神経では付き合えない事に気付きます。
痛手を負わないように、細心の注意を払い
取引をしたとします。
痛手を負わないことなど、どう足掻いても無理なので
考えないのが利口です。
リスクオフやリスクオン等と言いますが、
AUDが下がるのも円やEURが上がるのも
どこにも理由や根拠はなく、「きっかけ」があっただけです。
結果は起こるべくして起き、偶然や自然は存在せず、
全ては人工的に仕組まれています。
そうでなければ、参加者の99%が負けるというような
「不自然」は起きません。
当たり前のことなのですが、誰も書きませんし、
理解していないようなので私が書いています。
それでは、アダムでした。