相場の孕むリスク

 こんにちは、アダムです。

 昨日のECBの決定は、多くの意味で失望を呼んだようです。

 欧州株は値下がりし、為替ではユーロが急騰しました。

 いずれも、大勢の期待の逆をいく結果だったので損失を出された方も多いと思います。

 逆に、指標トレードなんかに取り組まれている方は結構取れたのではないでしょうか?

 まぁ、上下に乱高下もあったのでそこで刈られていなければですが・・・

 ユーロは、昨夜から今日にかけて400pips程急騰していますが、
 売られ過ぎのショートカバーの域は出ていないと感じます。

 こうした値動きには、いつでも「仕掛け」があり。

 仕掛けるのは、大規模資金の運用者です。

 そもそも、「仕掛け」に繋がる「仕掛かり中」の期間があるはずで、
 これを”相場の孕むリスク”と呼びます。

 今回も、事前の強気な緩和発言の割には思う様にユーロレートは下がりませんでした。

 事前のショートはそれなりの規模でしたが、それでも1.05を割れないのは”裏”を感じます。

 欲の権化の政治家が、私腹欲しさに情報漏えい。

 有り得なくはなさそうですが・・・どうでしょう?

 要は、我々はそういうことが出来る連中と同じ戦場にいるということ。

 明らかに落ちそうなのに落とせないのは、「落とさせない」側がいるからで、
 このことからも、大勢と張れるだけの「資金力」を持っている事がうかがえます。

 こういう連中とは戦わない方が無難で、挑みたいならレバ1です。

 この先、しばらくは一部でユーロの「買え、買え」が続き、下げは渋そうですが
 私の意見は変わりません。

 「売れ、売れ」とは言いませんが、「売り向かえ」とは言いたいところ。

 どちらに転ぶかは、分からないようで、実は決まっていたりします。

 「流れ」などというものは無く、大通りは既に決まっていて、
 周りの袋小路をウロウロするのが投資家です。

 本筋が見えるまでは、常に右往左往しているのでいつでも出遅れます。

 それでも、本筋でないと利益は出ないと思っているので困ります。

 本筋とは、上述した様な連中と鬩ぎ合う合戦場ですので、とても無理。

 私の考えは、

 「人の行く 裏に道あり 花の山」

 です。

 それでは、アダムでした。



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