無いものは賭けられない
こんにちは、アダムです。
昨日の記事について、問い合わせが多いです。
安易に書き過ぎたかと、少し反省しています。
実績公開を行っている手法のリリースに関する問い合わせが八割以上で、
なかなか、返答に時間がかかりそうです。
まだ、全貌をお見せできていないので、過度に期待をされている方も多いと思います。
本手法は、決して損失を出さないという方法ではありません。
実績をご確認頂くと一目瞭然ですが、マイナス決済、つまり損切りもしています。
ただし、最終的に「得をする理論」が有利に働きますので、
差し引きで利益が吐き出されていきます。
これも、実績をご確認頂くと分かります。
要は、差し引きの結果マイナスとなる月もありますが、長い期間をかけて
得をする側に収束するよう機能します。
これが、「勝ち負け」ではなく、「損得」で為替を語るということで、
ギャンブルではなく投資です。
例えば、この手法は、リーマンショックを経験していません。
だからダメというわけではなく、「もし経験していたらどうか?」を
考えることも無意味です。
何故なら、”同じことは二度と起きないから。”
「バックテストには意味がない。」と私が言い切るのはそのためです。
過去10年分のバックテストで無敗というEAが過去にいくつあったでしょうか?
そして、そのEAのいくつが現在まで無敗で運用できているでしょうか?
これを考えれば、私の言っていることが容易に理解できると思います。
後日、5月度の実績も公開しますが、フライングで発表すると、
5月はマイナスになっています。(原因は私にありますが・・・)
足すと引くを繰り返して、足すことが多い手法が優秀です。
そして、それは作者が思い描いた、ご都合EAでは決して実現不可能です。
それが実現可能なのは、相場が思い描く道筋に沿えること。
市場の総意に矛盾なく従えること。
登りの急勾配を行く道も、下りの崖を降りる時も、同じように歩けなければなりません。
差し引きというのが戦略で、駆け引きというのが戦術です。
レバレッジと言いますが、無いものは賭けることが出来ません。
得をする理論は、レバ1でも利殖が可能ですし、そうでないと使い物になりません。
これを突き詰めると、レバレッジ1どころか0でも投資が可能です。
これの正体が「両建て」です。
それでは、アダムでした。