水位

 こんにちは、アダムです。


 久しぶりの更新です。
 四方八方に飛び回っている状況は続いています。

 月の半分は海外で、毎週別の国にいるというのは、
 飛行機が発明されたから可能なこと。

 「文明の利器は偉大なり」ですが、身体はアップデートされていないので
 気を付けなければなりません。

 人間にだけ、長い老齢期が用意されている理由。

 頭を使って、たくさん稼いで後からたっぷり楽をしろ。
 ということだと理解しています。

 「遊ぶべきは今ではない。」と、自分に言い聞かせております。

 さて、投資の話をします。

 この期間に色々と関係者から聞いた話をざっと書きます。

 ・金を買おう。(ドルコスト平均法で。)
 ・BTCを買おう。(ドルコスト平均法で。)

 以上です。
 実際、これが聖杯で、世界の富裕層はそうしています。

 面白味はありませんが、投資とは本来そんなものです。
 心臓に悪いのは、ギャンブルなので住み分けが必要です。

 ギャンブルの話。

 FXの自動売買システム(EA)について。

 鋭意作成していますので、もう少々お時間下さい。
 機内で、マニュアルなんかも作っていますが追い付きません。

 ギャンブルと書きましたが、ジャンルの話です。
 本EAは、攻略法の一種です。

 さらにギャンブルの話。

 EAの購入者には、私の裁量トレードをコピーしてもらおうかなと画策中。

 有料になると思うので、希望者のみに提供します。
 これは、出来たらいいなです。

 ロジックの話。

 EA作成の話を書いた後、ロジック研究者からの連絡が増えました。
 皆さん、よく頑張っていて感心します。

 私の手法は教えませんが、送っていただいた考察には
 目を通しています。
 
 ”リーチ”と言いたいのは、1件くらいで、正解者は不在です。

 因みに過去には一人だけいましたよ。

 「正解!」と言いましたが、今も上位メンバーとして繋がっています。

 「閃き」とは、偶然の産物のように思えますが、真実は「思い至る」ことで、
 思考の先にある到達点です。

 皆さんの考察に敬意を表し、道標を一つ。

 ポジションの価値の話は以前も書きました。

 レートには上下があります。
 エントリーをした時点で、この上下はそのまま「損益」に置き換わります。

 例えば、1ロットの買ポジション。

 これの、「意味」を正確に理解することが重要です。

 買ポジションを持った時点で、損という枷と、益という羽を同時に授かります。

 その確率は、1/2で等しく存在するとした場合、1ロットの買ポジションは
 損切をするまでもなく、0.5ロット分の損をしています。
 また、利確をするまでもなく、0.5ロット分の得をしています。


 ポジションの重さを考えます。
 損益とは、詰まる所「水位」の問題だということを学ぶためです。

 どこかで持つ買いは、上への期待値を上げるものではありません。
 下への錘と認識すべきです。
 売りであればその逆です。

 これがスプレッドの罠です。

 船の上に、錘を乗せます。

 船は下に沈みました。
 この時、持ったポジションは売り買いどちらでしょう?

 当然、「買い」です。

 意識とのずれが発生しそうですが、これが真実です。

 航海の途中、いきなり船がフックで少し持ち上げられました。
 この時、持ったポジションは売り買いどちらでしょう?

 当然、「売り」です。

 さぁ、分からなくても着いてきましょう。

 船に積んでいる荷物をどんどん海に放り投げます。

 水位が上がりました。

 理由は、錘が沈んだからで、捨てたものは「買い」です。
 これが、損切です。

 それでは、荷物を捨てても水位が変わらない方法はないか?

 唯一の方法は、捨てた錘を「浮かす」こと。
 捨てた荷物が浮いている限りは、水位は上がりません。

 これが、「両建て」です。

 要は、「両建て」とは、

 “買いの利得を最大化するために取る行動”

 ということです。

 売りに対しての両建ては、飛び立つ羽を折る行為。
 買いに対する両建てのみが、安全に航海を行うための手段です。

 具体的にポジションメイクで語ります。

 あるレートで、1ロットの売り買いを持ちます。
 50pips上で、1ロットの売りを持ちます。

 50pipsの「益の保存」が一つ出来ました。
 同時に、1ロットの売りが取り残されました。

 この場合、益の保存が「船」となります。
 取り残された、1ロットの売りを何とかしたいので、
 この船から、荷物を捨てます。

 水位を変えないというのが条件です。

 ここで、1ロットの買いを放り投げたくなりますが、
 それはポジションの理解が出来ていない証拠です。

 もう一度書きます。

 「1ロットの買ポジションは、損切をするまでもなく、0.5ロット分の損をしています。
  また、利確をするまでもなく、0.5ロット分の得をしています。」

 
 今残っているのは、0.5ロット分の益と、0.5ロット分の損を内在した
 1ロットという売りです。

 そして、重要なのは、「益の保存」により、価値の上下が無い
 「買いポジション」を既に作り出せていること。

 そうするならば、次の一手は価値の定まったワンポジションが持てます。

 答えは、0.5ロットの買い。

 理由は、取り残された売りの0.5ロット分の「損」をフラットに出来るから。
 確約されるのは、0.5ロット・50pips分の利得です。

 値動きで証明します。

 0.5ロットの買いを持って、レートが50pips反転しました。
 この時、全ポジションの合計は+25pipsとなります。

 これは、0.5ロットの買いに期待される利得の全てと同一です。
 そうなるように、ポジションメイクをしているので当然です。

 一方、0.5ロットの買いを持って上昇した場合は、50pips上昇で利確です。
 ここでも、0.5ロットの買いに期待される利得の全てを獲得できます。
 こうすると、また売りが取り残されるので、再度0.5ロットの買いを投入して
 水位を保ちます。

 この通り、水位を保つために投じた0.5ロットの買いは、上に行けば利確、
 下に行っても全体で利確。
 上下は関係なく、0.5ロット・50pipsの値動きに期待される全ての利得を
 得ることが出来ます。

 こうしたワンポジションがメイクできます。

 「両建て」とは、ロットを合わせることに他なりませんが、
 ロットを合わせるとは、必ずしもポジションを1:1にする
 とういうことではありません。

 両建てとは、「価値を合わせる」という意味だと理解することから始まります。

 この動きの中で、取り残された売りポジションを、より有利に扱う方法が
 残されているというのが解決すべき問題です。

 これを解決することが、鍵を開けることに繋がります。


 それでは、アダムでした。



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