正直者の詐欺師
こんにちは、アダムです。
ドル円が上がっています。
ユーロドルが下がっています。
ドラギ総裁が、ECB追加緩和を強く示唆しました。
そこにきて、「利下げ」言及のサプライズつきは「売り」に十分な根拠です。
ユーロドルは、やはり「売り」が正解で、最近の上昇で、有識者はこぞって
ユーロドルの「売り」場終了を唱えていました。
未だ、ユーロ売りを奨めるのは「詐欺師」なので気を付けろと息巻いていましたが、
蓋を開ければ、居たのは「正直者の詐欺師」と「不誠実な牧師」だったようです。
ここでも矛盾が発生します。
私は、ずっと「売り」だと書いてきましたので、さぞ笑われたと思います。
「結果が全て」は、いつものことで、だからこそ虎の威を借りたくなります。
評論家や有識者は、巨大マネーのコバンザメで、ゴールドマンが賭けた方に張ります。
それで、勝てればこの世は皆幸せになれますが、億万長者は一握り。
これが、情報の限界というもので、「彼は嘘つきだ。」といった彼が「嘘つき」だったという
パラドックスは常に発生しています。
他方、確信が持てないのはドル円です。
ドルが買われて、121円60銭はなかなかの大台で、「待った」がかかりましたが、
根底にあるのは、こちらも日銀の追加緩和です。
上下いずれもバリアがあり、どちらにも動けず仕舞いはもうすぐ終わりそうです。
上に行きたいですし、行くのでしょうが、どこで買うかを見極めましょう。
意外と追加緩和の如何に依らず、上がるかもしれません。
緩和があれば上がるし、緩和が無ければ下がって上がります。
天気予報と同じで、外れても良い前提なので気持ちが楽です。
明日は、高気圧に包まれ、全国的に晴天で、為替は上がるでしょう。
実は、この程度のものです。
それでは、アダムでした。