奇跡の定義
こんにちは、アダムです。
このサイトのテーマは、「資産運用で夢を買う」ですが、
一般的には、投資で成功するのは「夢」だということです。
夢の様なというのは、つまり「奇跡」ということで、
ほぼ起きないので諦めた方が良いのでしょうか?
奇跡の定義を考えます。
例えば、人が生まれてくることは間違いなく「奇跡」です。
つまり、現在の世界の人口が70億人だとして、その一人として
生を受けることが「奇跡」であると仮定します。
そうすると、現在生きている誰でもが奇跡の体現者となります。
こうなると、チープなので、更に検討してみます。
誰もが一生の内に1度は奇跡を体験できる(している)というのが始まりです。
人の平均寿命は、約70歳です。
つまり、61,300時間に1度は奇跡に巡り合えるということです。
これは、確率にすると0.000163079%ということで、正に奇跡っぽい数字です。
でも、これでは、まだ浅いようなので更に進めます。
投資家が投資家として活動する期間を考えます。
まぁ、早くて20歳くらいから始めて、長くても平均寿命の10年前まで
現役だったとします。
つまり、40年間投資家として活動したケース。
40年間の内に、奇跡に巡り合える確率は0.00009318795%です。
大体こんなもんでしょうか?
投資家としての成功という考えのターゲットが何処にあるか分かりませんが、
分かり易く、資産1億円以上くらいにしてみます。
パレートの法則を用いて、世界労働人口の20%がそれにあたると仮定すると、
約7億人が該当します。
7億人の内、投資家の割合を職業(副業も含む)比率から20%程度と考えると、
1億4千万人が該当します。
70億人中の1億4千万人ですから、確率的には2%ですね。
奇しくも、我が国の富裕層と呼ばれる人口の割合と同値です。
そして、投資家の95%が負けていて、5%が勝っているという教えからも、
勝っている5%のさらに上位が富裕層(成功者)と考えるのは納得できます。
まぁ、ざっくりこんな感じで投資における成功者の割合を算出しました。
取ってつけた計算なので、別に違っていても問題ありません。
問題は、この数字が「奇跡」と呼ぶに相応しいか否か。
先述した、奇跡の定義”0.00009318795%”からすると、随分と現実的です。
何が言いたいかというと、投資で成功するのは、特に奇跡と言う程の事では
ないということです。
100人いたら2人くらいは、投資で1億円の資産を築いているということで、
別におかしくも何ともありません。
故に、投資で成功するのが奇跡ではないとするなら、実力で利益を得る道が
“必ずある”ということが言えます。
投資でなくとも、競馬や競輪、競艇等のギャンブルにだって道があるはずです。
ギャンブルの攻略法は、即ち「確率統計」で、これを正しく機能させる
頭脳と根性があれば、間違いなく勝てると思います。
私も、過去に面白半分で、競馬で投資の真似ごとが出来そうな方法を
考えたことがあります。
私の場合は、実践していないので机上の空論ですが、数字だけで見れば
恐らく、普通に馬券を買うより資産が増える方法です。
暇つぶしなので、実際出来るかどうかは分からない机上の空論ですが、
興味があれば教えます。
「ギャンブルと投資の違い」
この辺を弁えることが、成功への第一歩だと考えます。
ギャンブルとは、例えば[A]に賭けたら、外れるか当たるかの二択です。
投資というのは、[A]に賭けて、これが想定外であったとしても、
利益に出来る「道」が残されているものを言います。
「生殺与奪の権利を誰が有しているのか?」
というのが重要で、投資は常に投資家が有しているということを忘れてはいけません。
投資にも確率や統計は使えますが、これは上辺を装飾する為のツールで、
最終的には、確率論の絶対法則である「大数の法則」に巻き取られます。
「より有利に」というのは「あれよりはマシ」と同じ意味だと思います。
【結論】
やはり、「夢は買える」ということが分かりました。
それでは、アダムでした。