固執
こんにちは、アダムです。
ドル円が上昇しています。
108円を目指す展開でしょうか?息切れ寸前にも見えますが。
背景には、米国利上げ期待の回復があるそうです。
特に主要な米国経済指標もないので、期待のみというのが答えでしょう。
もはや、固執や執着に近い感情だと思いますが・・・
ポンドも、130円割れ以降は大きな値崩れもせず上昇一辺倒といった感じですので、
連れ高感はありますが、今しばらくドル円の下支え要因にはなりそうです。
しばらくは、・・・
そもそもは、「何を縁に売買をするのか。」というのが非常に大事ですが、
事実よりも期待で上げ下げするのは相場の常で、そういった意味では、
私の言う、“買いたい時に買い、売りたい時に売る”ということを市場参加者の
大多数が実践していることになりそうです。皮肉ですが。。
私が言いたいのは、本質の話で、売り買い平等に気まぐれで行うという
意味ではありません。
買いたい時に買うというのは、買った行為がそのまま「取引として成立する」
ということで、後追いではなく「事前」になっていることが重要です。
売りはその反対ですが、総じて言えるのは、後からチャートの左側を見返して
「あの時買って(売って)おいて良かったな。」
と言えなければ、取引とは呼べないということです。
エントリーしたポジションを、いつからいつまで保有し、どの時点で利益にするか。
これを正確に判断するのは不可能で、だからこそ理由は無く結果の備わった
ポジションメイクが必要です。
為替の話ですが、円安ドル高を望んでいるのは日本だけです。
いずれ、そうなっていくことは仕方ないと認識されますが、
”今ではない“ということには注意が必要です。
日銀は(愚策を含め)やれることをやりました。
達成感です。
現状も悲観的ですが、これ以上は国力を割き、経済を破綻させる道です。
本質的にデフォルト容認で良ければ、まだ出来ることはありますが非現実的。
対して、円高ドル安に持って行きたい米国には、まだ選択肢が残っています。
多くはありませんが、日銀よりは選べるカードは残っており、
そこには、ジョーカーが含まれていることを忘れてはいけません。
さて、相場は期待と疑念を持って次の波に向かおうとしています。
上述したように、今参加しているメンバーは何れも「気まぐれ」で売買します。
従って、特段の情報が出ていない状況でも、軽いトレンドが発生することもありますが、
ここでの売買は、もっと深く「こうなるべき」というのを考えて臨みましょう。
結局、収束するのは大勢の総意で、よりマクロで考えれば、
上も下も大きく外すことはありません。
それでは、アダムでした。