円安オーバーシュート

 こんにちは。
 アダムです。
 

 日本映画「ドライブ・マイ・カー」が
 米アカデミー賞の国際長編映画賞に
 輝きました。

 日本に明るいニュースが乏しい中で
 2008年の「おくりびと」以来13年ぶりの
 受賞とのことです。

 私は、映画関連の資金調達や
 プロジェクト参画をすることがあるので
 毎年アカデミー賞は注目をしています。

 ノミネートだけでもすごいことなので
 受賞となると、本当に素晴らしいと思います。

 日本映画はあまり見ないのですが、
 久しぶりに日本人が世界に取り上げられた
 喜ばしいニュースでした。

 

 本日の本題

 

 さて、本題に移ります。

 円安がじりじりというかスムーズに
 進んでいますね。

 ドル円は、124円を超えてきました。

 円絡みの通貨ペアは様子見しましょう。
 こういう時は、突然変な方向に
 連れ去られる時がありますので注意です。
 
 

 円が売られる理由ですが、先日の投稿でも
 記載した通り、特に理由はなく結果だけが
 存在しています。

 原因はなく結果のみが存在する世界

 理由付けは色々と出来ます。

 ・日米金融政策の差
 ・有事のドル買い

 冷静になれば、どれも理由にはなりません。 
  
 

 円安ストップの鍵は、日銀次第という
 いつもの日常があるだけです。

 これに鉄槌を喰らわすとすれば、
 
 ・ロシアの軍事侵攻で最終兵器が使用される。
 
 くらいなものでしょうか・・・

 現状では、これは起こらないと思いますが
 小規模核兵器も作られていたりするので
 油断は出来そうにありません。

 ほぼ無いですが、万が一があれば
 急激な円高に振れる可能性もあります。

 

 市場は、黒田ラインという円安下限レートを
 探っている最中です。

 大方の予想は125円ラインでしょう。

 これは2016年6月の黒田総裁の国会発言

 「ここからさらに実質実効為替レートが
  円安に振れるということは、
  普通に考えればありそうにない」

 という市場けん制発言を重く見る向きが
 多いためです。

 一方、当時と今は情勢が異なるので
 普通に通過しても特に驚きはしません。

 3月にはいいてから、114.9円から124円まで
 一気に円高が進んでいるわけですから。

 「指し値オペ」も発動で混沌です。
 国債金利と為替のシーソーゲームが始まり
 円安容認なら、円は上にオーバーシュート。

 あまり付き合いたくはありません。。 
 
 

 円安だと輸出企業は恩恵を受けます。

 ここで得た恩恵を賃金に反映すれば
 良いですが、当然それを進んで行う
 企業はありません。

 これも日本の政治が拙いせいで、
 市場がオフでもオンでも、日本企業は
 常時リスクオフを選択します。
 

 いずれにせよ、相場に臨むなら
 撤退するか静観するか我慢をするかです。

 最後の選択は出来るだけしないように
 設計をしていきましょう。
 


 それでは、アダムでした。
 

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