借金の返済

 こんにちは、アダムです。


 ドル円が非常に底堅く推移しています。


 
 114円まで戻し、115円もそろそろかというところ。

 大量の刺激物を服用したような相場ですが、用法・用量は超えていそうです。

 私が以前記載したドル円レンジ、上の115円というのがすぐそこです。

 円高方面の考えはまだ捨てていませんが、直近底堅いこともまた事実。

 110円で手仕舞いというのが理想ですが、そろそろ下がるだろうと思っている内は
 絶対に下がらないのが為替です。

 下がり始めたら、再度売りを持てば無駄は生じますがやることは同じです。



 いつかの上が今来ているとは思っていませんが、予想以上に強い印象は受けています。

 オーストラリアもイタリアも、色々と騒ぎ立てますが火に油とはいきませんでした。

 直近の材料は、ほとんど出尽くしており、次に期待という相場。

 何がどこまでというのは、常に分かりませんが資源国通貨の上下が良さそうです。


 さて、各国中銀が市場安定化の為に様々な努力をします。

 既に正しい道というのは残されておらず、「何処に火を点けるか?」
 というのが議論です。


 日本も米国も世界中の国がそうですが、国の借金が膨らんでも返す気はありません。

 何故かというと、いつかどこかでリセットされると考えているからで、
 責任など負う気は無く、「無償」で手に入るクーポンを待っています。

 個人でも法人でも、借金は返さなければならない・・・

 これは、国家でも同じで返済の「義務」というのは生じています。

 一点だけ異なるのは、「義務」を課せられるのが「誰か」というのが不明確なところ。

 膨らんだ借金は「清算」しないといけない。
 トランプ氏は、雇用の創出、経済の拡大でこれを実現できると思っているのか?

 こういったところが論点で、“まず無理”なのではなく、“やれば無理が祟る”というもの。

 世界経済というのは、どこかの国が舵取りをしているようで根っこが繋がっている
 大きな樹木です。

 そのオリジンを作ったのが貨幣で、養分は債務です。

 現在、世界中でこの養分が尋常ではないほど垂れ流されています。

 こうして膨らんだ、天文学的数字の債務は常にどこかで「清算」されてきました。

 その時はいつになるのか?

 年々、その地盤が確かに構築されていることを感じます。


 それでは、アダムでした。




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