アメリカの利上げ見送り

 こんにちは、アダムです。
 
 
 FOMCで、アメリカの9月利上げが先送りされました。
 
 
 トーンは低いように聞こえましたが、依然として年内利上げの可能性は残しています。
 
 
 これは想定内で、市場参加者もこちら側の折り込みを進めていたので
 大きなインパクトはなく終了です。
 
 
 中国バブル崩壊疑惑で、世界的に株が売り込まれた中でのドル利上げは
 更なる冷や水に変わりなく、「泣きっ面に蜂」となるため踏み込めません。
 
 
 これは、今なおアメリカ(ドル)が世界経済の中核であることの証拠で、
 その信頼と地位を守るのがFRBの仕事なので止むを得ず。。。
 
 これで、当面はゼロ金利継続となります。
 
 
 この場面で、「利上げ」というのがサプライズですが、
 どうやら、そこまでの大砲を打ち上げるほどの余力は無さそうです。
 
 
 こうすると、利上げはかなり先の話になるように思えます。
 
 
 年内に出来たとしても、上げ幅は極めて低く「恰好を付けた」程度のものだと思います。
 

 そこから先は、段階的に上昇となるのでしょうが、予定調和に終始するのは目に見えており、
 いつかの秘密兵器はシェルターに格納されそうです。
 
 
 同じ頃、S&Pが日本国債を1段階格下げしました。
 
 これは、中韓よりも低いレベルで「経済好転の可能性が低い」という評価です。
 
 
 そんなことは既に分かっていて、それでも円が底堅いのを見ていると、
 いかに日本の政治家が馬鹿にされているのかというのが良く分かります。
 
 
 アベノミクスも三本の矢も、余命宣告をされているのに毒を飲んでいるようなもので
 「毒が転じて・・・」のような奇跡は起こりません。
 
 
 ここから先は、「何時か」を予測するのではなく、流れは「どちらか」
 決めねばなりません。
 
 
 投資家は、いつでも線路の上を歩いていると思っていますが、
 一寸先は畦道になっていることに気付かず足をとられます。 

 道を見失うのではなく、途中で地図が変わってしまうので手におえません。
 
 
 FXで、「辿り着く」こと「至る」ことは、大海原に放り出された風任せの旅と同じです。
 
 
 恐らく大半は、野垂れ死ぬか、飢え死にするかで、稀にコンパスを手に入れる人が
 出てきますが、いずれにしても地図が変わるので結果は同じです。
 
 
 私の手法は、”いつ”・”どこ”に放り出されても必ず「北極星」を見付けます。 

 いつでも、目印は「見失わず」、動き出すのは「今」であり、目指す場所は「北」 
 

 地図の形状は関係ないので、間違いも迷いもなく到着可能です。 
 
 
 それでは、アダムでした。



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