どこまでも金融鎖国
こんにちは。
アダムです。
日本は暗号資産の分野において、
どこまで後進国になるつもりでしょうか・・・
既に取り戻せないほどの差をつけられていますが、
まだまだこの差を広げるようです。
リードを取り過ぎて次の塁まで
行ってしまっていますが、アウトであることに
気付いていないようです。
金融庁が一般社団法人日本暗号資産取引業協会に対して、
トラベルルール対応への「規制」を要請しました。
以下がその要旨です。
■トラベルルールとは
「利用者の依頼を受けて暗号資産の
送付を行う暗号資産交換業者は、
送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、
送付先となる受取人側の暗号資産交換業者に
通知しなければならない」というルールです。
このルールは、FATF(金融活動作業部会)が、
マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策
についての国際基準(FATF基準)において、
各国の規制当局に対して導入を求めているもの。
■トラベルルールの目的
テロリストその他の犯罪者が自由に電子的な
資金移転システムを利用することを防ぎ、
不正利用があった場合にその追跡を可能と
することを目的とするもの。
これによって、日本の暗号資産交換業者に
預けた個人情報は全て日本国が握ることになります。
税金対策という側面を利用した情報搾取であり、
大陸に鎮座する彼の国に近づいている印象です。。。
ルールとは閉ざすために機能させるのではなく
ぜひ発展させるために策定頂きたい。
このようなことでは、日本の暗号資産投資家は
海外に出ます。
それに起因して、優秀な技術者や技術そのものが
海外に出ます。
”出がらし”しか残らない日本で、
この先のテクノロジー世界を
歩いて行かなければならない
未来が到来します。
日本のクリエイティブを再度世界に
示すにはテクノロジー分野で
再構築するしかない。
私はこのように考えますが、
日本政府は逆の方向を向いています。
それでは、アダムでした。