くだらない投資とつまらない投資
こんにちは。
アダムです。
FXで投資をする時、現在では様々な選択肢が用意されています。
・裁量トレード
・自動売買
・トレーダーに依頼
などが主たるところかと思います。
この中で、本当に選球眼が必要になるのが「トレーダー依頼」型。
私もこの業界が長いので、界隈の多くの関係者を知っていますが。
その中には、本当に詐欺的な集団もたくさんいます。
私自身は、こういう輩とは端から付き合いませんが
彼らの目的は、投資家のお金を飛ばすことにあります。
投資家のお金を飛ばしたら儲からないのではないか?
このように思いますが、そこは巧みに設計されており
運用で稼ぐよりも遥かに効率よくお金を生む方法があります。
証券会社で取引を行う時にはスプレッドというものが存在します。
それが、例えば1.0pipsであった時、業者と結託して
このスプレッドにマークアップをします。
仮に1.0pips分をマークアップすると、そのマークアップ分が
そのまま運用者の利益となります。
何が言いたいかというと、このスキームで運用を行う場合
運用者は投資で勝っても負けても1.0pips分の収益を
証券会社から得られるということです。
つまり、投資家のお金が飛んでも、その間に運用者は
取引ごとに1.0pips分の収益を生んでいます。
詰まるところ、トレードの上手い下手は無関係ということです。
これが最も「くだらない投資」です。
一方、優れた運用者にトレードを任せることが出来た場合。
お金を任せるという理屈は同じでも、結果が180度異なってきます。
この条件は、投資家の利益=運用者の利益となり、逆も然りという
利益共有関係が成り立つこと。
この利害関係が成立するのであれば、トレーダー依頼型は
非常に強力な運用ツールとなります。
依頼後は、相場やチャートを見ることも触ることもしません。
自分で考えることも動くこともしないというお手軽な資産運用。
これが、最も「つまらない投資」ですが利は生みます。
それでは、アダムでした。