お金の流れ
こんにちは、アダムです。
世界中で、「お金」の流れが変わろうとしています。
”兆し”は数年前から確かにありましたが、近ごろは私の依頼先でも
頻繁に耳にするようになってきました。
正しく記載すると、「流れ」ではなく「在り方」が変わろうとしています。
既存の方法は、より良い方法にとって代わります。
移ろいや歴史といえば聞こえは良いですが、劣るものは淘汰されるのが世の常です。
現在淘汰されようとしているのが、政府や銀行といった機関で、
それを実現しようとしているのが、「フィンテック」。
詳しくは割愛しますが、ITソリューションを用いた金融サービスです。
※詳しく知りたい方は、検索して下さい。(知っておいた方が良いワードです。)
日本の大手銀行でも、入出金・送金取引(手続き)の24時間化を
盛んに検討しています。
日本では、あまり不便を感じませんが、それは日本の「銀行」と呼ばれる
システムが非常に優秀だからです。
海外では、「送金」と言うのは非常に面倒臭く、米国などでは州を跨る
送金をして、相手側に着金するのに1週間かかったこともあります。
上記の様な理由から、こと「送金」における利便性を求めた
決済手段は、日本人が考えるよりも遥かに需要の大きな市場です。
NETELLERやSkrillなどの、インターネットバンク利用者も
我が国とは比べ物になりません。
翻って我が国を考えると、如何に「政府」や「公的」と呼ばれる機関の
信頼性が高いかということに驚きます。
文句を言うのに依存するのは、「批判」と「信頼」が意外と近しい
感情であるということでしょうか?
「嫌い嫌いも好きのうち」というのは、どうやら本当のようです。
我が国は、世界有数のデジタル技術産出国ですが、資産管理に関しては
とにかく疎く、好むのは「中央集権」と「アナログ」です。
先述した、フルタイムの金融手続きも「ブロックチェーン」を使えば
より安価に、より正確に、より迅速に実現できます。
これをさせたくないのが、政府と銀行で、理由は”淘汰される側”が
どちらかというのが明確に理解できているためです。
それとは裏腹に、世界ではフィンテックによる革命がどんどん進んでいきます。
これからの時代、ルールというのは供給側が作る物のことを呼ぶのではなく、
使う側が必要とするもののことを指す言葉に変わるでしょう。
我が国の大好きな「中央」も、いずれは需要の波におされ、
需要に沿った「ルール」を取り決めていくしかない未来がやってきます。
通貨の意味や意義も大きく変わり、より利便性と透明性を持った形態に変わります。
それを、「暗号通貨」と呼びます。
日本では、よく「仮想通貨」と訳されますが誤りです。
有名なのは、「ビットコイン」や「リップル」ですが、
何をするものかをはっきりと回答できる人間は少数です。
今現在は、いくらで買っていくらで売れたというような換金ゲームに使う人が
ほとんどですが、これからは、「日常」になり「収入」になり「生活」になる
時代が到来します。
あと数年で、一気に流れが変わる可能性があります。
FXブローカーへの送金にも、ブロックチェーンの技術が
使用されるかもしれません。
数年後には、口座残高が暗号通貨で表示されているかも・・・
ここに記載したいくつかのキーワード。
これからの時代、知っておいて損は無いものばかりです。
よくアンテナを張っておきましょう。
それでは、アダムでした。