2016年の相場

 こんにちは、アダムです。
 
 
 年始早々、株式は大幅下落で始まりました。
 
 その煽りを受けて、ドル円も118円台まで沈み込みました。
 
 方々で、円安・株高終焉の声が聞こえてきています。
 
 
 中国経済の減速、原油価格の低迷、資源国通貨安。
 
 リスクオフ要因は、面白いほどに揃い踏みです。
 
 
 全てはシナリオが重要で、誰が脚本を書くのかで投資の縁は決まります。
 
 
 早い話が、本年の脚本家は誰でしょう?というのが問題です。
 
 
 中国ですか?
 ⇒世界が、中国経済を怪しまなかったことなど無いように思いますが。
 
 原油価格ですか?
 ⇒独占市場は今に始まったことでは無いように思いますが。
 
 資源国通貨ですか?
 ⇒高かった記憶はありませんが。
 
 リスクオフ牽引ですか?
 ⇒オンなど久しく見ていませんが。
 
 
 あらゆる事象には原因がありますが、それ以上に理由があるのは
 「予測の難しさ」を誤魔化すためです。
 
 原因と理由は、常に1対1で存在し、元をたどれば答えが分かります。
 
 
 インパクトはアメリカで、力の向き先はユーロです。
 
 
 金利差、政策の方向性の違い等は織り込まれていると言いますが、
 今より数百pips程度動けば、直ぐに意見は変わります。
  
 変えない人は、「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」と言って相場を茶化します。
 
 得てして、こうした人種の声の方が大きくなるので不思議です。
 
 
 トリックも何もなく、ただ騙そうとする様は酷く愚かしく見えます。
 
 
 日本国の借金は、1,000兆円を超えています。
 これは、国債や借入金、政府短期証券等を合計した金額です。
 
 国民一人当たりの借金は、800万円を超えて順調に増加しています。
 
 
 もはや返そうなどと考えていませんが、それで日本が破綻するかは別の話。
 
 
 この辺が分かっていない物書きが多いので、全体がボケてしまいます。
 
 
 借金が多いと国の信頼度は低下し、国債の格が下がります。
 
 格が下がると買い手がいなくなるので、金利を高く設定しなければなりません。
 
 ギリシャなどが良い例です。
 
 
 一方、日本の金利は低いまま。
 
 
 この意味を考えれば、何となく分かってきそうですが、
 言いたいことは、日本国債の人気は落ちていないということ。
 
 
 この辺も霞がかかっていて分かりづらいですが、要は国債の購入者が
 誰なのかという話です。
 
 
 日本国債は、ほぼ国民が買っています。
 
 買っていないつもりでも、そうなるような仕組みがあるので仕方ありません。
 
 
 答えは貯金で、銀行に預けたお金でそのような仕組みが成り立っています。
 
 
 「借りて貸さねば、金貸し業は潰れる。」ということです。
 
 
 頭の良い一部は、この仕組みの優位性が分かっているので、
 日本国債は一定の価値を維持します。
 
  
 但し、借金を借金で返済していることに変わりは無く、
 自転車操業は引き続き継続されます。
 
 
 健全性の担保は労働力で、これが最も得意なのが日本人です。
 
 
 世界は、いつでもバランスを取ろうとします。
 
 
 一方に傾けるには危険が多すぎるので止むを得ず。

 
 その中で、一方的な円高が進む可能性が有るか無いか。
 
 考えれば分かりそうですが、書いても分からない人が多いようです。
 
 
 アメリカ利上げの如何も、早晩明らかになるでしょう。
 
 市場参加者の大半は、4回の利上げは実施しない方向に賭けるそうです。

 反対が面白いと思うのは一部だけ。

 
 こう見ると、シナリオを構成する成分は、既に大部分が揃っていそうです。
 
 
 脚本家は、やはりアメリカ。
 
 
 今年は、ボラティリティも大きく期待が出来そうです。
 
 
 他方、興味が失われているのは日本株。
 
 
 特に旨味もないので、買う海外投資家はいないでしょう。
 
 
 疎らに買うのは、日本の乗り遅れ組と政府のみ。
 
 
 どこまで、底上げするかは分かりませんが、ある程度の刺激策が必要です。
 
 
 少なくとも、海外投資家にもう一度目を向けてもらえるだけのものが。
 

 
 こういう時は、派手なニュースの裏側に実は本筋が紛れていることが良くあります。
 
 
 経済ニュースの間違い探しを始めましょう。
 

 
 それでは、アダムでした。



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