買える理由と買えない理由
こんにちは、アダムです。
ドル円が調整という調整もなく上昇しています。
売りナンピンで捕まっている方がいれば、もう吹き飛んでいるか風前の灯か
諦めたかのどれかでしょう。
同時に思うのは、このような相場で買いを持ちたい時は
何を縁にエントリーするのかということです。
・120円くらいまではいきそうなのでとりあえず買いでポジる。
・どこの馬の骨か分からないテクニカルを引っ張り出してきて
「今が買い時だ。」と、強引に納得して買う。
・TVでまだ上がると言っていたから買う。
塵芥同様ですが、様々な「理由」を付けてトレンドに乗ろうと必死です。
私の手法には、買う「理由」も売る「理由」もありません。
理由が無くても買えること、理由が無くても売れること。
「理由」のあるFXでは勝てないことを知ってください。
万物共通ですが、理に近づくほど「理由」等存在しないことが分かります。
2008年、ヒッグス粒子の発見により、この粒子が世の中に存在する全ての物質に
「質量」を与えていることが分かりました。
真理とも呼べる重要な粒子の発見ですが、その振る舞いは謎に満ちています。
大きな意味ではこれらも同様で、祖が生じた時からそこにあるように
規定された「モノ」なので理由も何もありません。
ただ、そのようなモノほど物事の根幹を成すものです。
売買に理由を付けないこと。
これは、資産の多寡や資金管理に依らず手法のみで解決できます。
それでは、アダムでした。