恐怖の谷と希望の山

 こんにちは、アダムです。


 日経もどんどん下げていますが、特に世間を騒がせているのが
 暗号通貨市場です。

 正直、まだ「市場」と呼べるほど完成されてはいませんが。

 普段は意味ありませんが、こういう時は恐怖指数(VIX)を見ると面白い。

 これ、通常であれば10~20で推移しますが、今は普通に40付近ですね。

 参加者の大半は、投資に積極的ではなく、フィアットに変えていると思います。

 どの商品も、魅力よりリスクが顕在化しており、手を出しづらい状況。

 暗号通貨などは、その一番手で、まだそこまでプロもいないですから
 素人が怖くて退場という焼野原が広がっています。

 特に、2017年の12月以降から参加した組は軒並み損切か退場か、
 良くて気を失っているかのどれかでしょう。


 狼狽した側から離れていきます。

 よく考えれば分かりますが、リスクを取れないのに参加するから
 損をするのであって、暗号通貨だから損をしている訳ではありません。

 株がだめなら為替、為替がだめならバイナリーと流れ着いた先が
 暗号通貨という「ど素人」が多いので、大口に一気に狩られます。


 投資の向き不向きとは、その対象とする商品ごとに存在するのではなく
 投資というカテゴリーそのものに対して論じなければなりません。

 つまり、株で勝つ人は為替でも勝ちますし、
 為替で勝つ人はバイナリーでも勝ちます。

 この理論は厳粛で不可逆です。


 最近、私へのお便りで、暗号通貨の未来に対する質問が増えています。
 

 ・NEMは危ないですか?
 ・ビットコインは終わりですか?
 ・暗号通貨バブルは崩壊でしょうか?


 まぁ、この辺が多いところです。

 自分の中で答えが出ている疑問に対して、後押しをして欲しい感が半端ではなく、
 相場の末期を感じます。

 市場を知るには、冷静な分析が必要です。

 NEMが流出したのは、コインチェックの問題で、NEMの脆弱性ではありません。
 NEMの価値は、流出前後で何も変わっていませんというのが本当です。
 有名にはなりましたが。

 ビットコインが終わるか否かについても同様で、200万円越を達成したコインと
 現在70万円を切っているコインは別物でしょうか?

 同じですね。変わりません何も。

 暗号通貨バブルの崩壊については考えても仕方ありません。
 何故なら、真にバブルと呼べるほどの地盤は出来上がっていないから。
 何度も言うように、直近の上げは、ど素人が群がった結果です。

 国際的な金融屋が本気で介入すれば、暗号通貨市場など簡単に
 吹き飛ばせますし、逆も然りです。

 こうしたプロ達は、決して損はしません。
 なので、素人が喰い漁った市場などに興味はありません。

 彼らの興味は、「如何にして巨額の富を手にするか」ですので、
 往復で焼き払います。

 素人が、流行りの”億り人”等という幻想に群がった「希望の山」を、
 一息に潰します。

 その底が「恐怖の谷」と呼ばれます。

 何がしたいのか、これは明白で自分たちが底を作って上げたいということです。

 底値で買うというのを力づくでやるとこうなります。
 そして、それが実現可能な力を彼らは紛れもなく有しています。

 これは、為替で何度も証明済みです。

 今がこの状態で、悪いニュースばかりが目立つように思いますが、
 正確に紐解けば、各国の規制はむしろ暗号通貨にとっては良いニュース。

 市場が整備されれば、より安全に資産を運用できるわけですから。
 株式市場や為替市場が通ってきた道と何ら変わりません。

 その整備の先に、プロの参入というのが待っているわけです。

 本格的に金融屋が入ってくると、市場規模はさらに拡大します。
 この時点からが、暗号通貨バブルとなります。

 要は、リスクの取り方を考えるということです。

 「リスク」とはそのまま、「期待値」と等価交換が可能で、
 これが大きいほど、リターンが得られます。

 下がっていることを怖いと思うか、チャンスと思うかは人それぞれで、
 チャンスと思える層は、この状況で買い増し出来る現金を持ちます。

 恐怖と捉える層は、昨年からの上げ相場で、全額暗号通貨に換金して
 買い増しできる現金を持っていません。


 後者にしてみれば、バブルは崩壊しているわけですが、
 前者からすればただのバーゲンセールです。

 極論を言えば、今NEMを買うことが出来ないなら、暗号通貨は止めた方が良い。


 2018年は、当初からの姿勢の通り、法整備が進みます。
 これは、プロが参加する地盤を作るための行為で、ネガティブではありません。

 ルールというものは定められるものではなく、使う側が広め
 それに合わせて定義されていく未来が始まります。


 そうなると、吐いて捨てるほど存在する、意志と意義の無いコインは
 どんどん衰退します。

 結局はメジャーな通貨で、基軸という椅子の取り合いが始まります。

 この辺から派閥が生まれて面白くなります。

 世界が欲しているのは「ブロックチェーン」という技術と革新であり、
 そこには、必ずしも多くの暗号通貨が必要なわけではない。

 この辺に気付いた頃が引き際です。


 価値への正当な評価とは、「責任転嫁と騙し合い」の歴史です。

 より多くの責任を回避し、より多く人を騙したものに1つの席は与えられます。

 これは、通貨と米ドルの歴史を見れば明らかです。

 この只中で、投資に対してリスクが孕む普遍的なテーマが見えてきます。

 それは、「失わずに得るものは無い」ということ。
 

 それでは、アダムでした。



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